“半丁”の読み方と例文
読み方割合
はんちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この闇(やみ)の中(なか)に、ただ一つ生(い)きているもののごとく思(おも)われたものがあります。それは、半丁(はんちょう)おきごとに点(とも)されている電燈(でんとう)でありました。
でも車体は尚半丁(はんちょう)ほど前進した。車外へ出てみると、後方に根賀地と怪漢との乱闘しているらしい姿を認めた。駈けつける途中に、一方が仆(たお)れた。
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼は静かな茶の間の空気を自分で蹴散(けち)らす人のように立ち上ると、すぐ玄関から表へ出た。そうして電車通りを半丁(はんちょう)ほど右へ行った所にある自動電話へ馳(か)けつけた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)