“はんちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半町68.4%
半丁21.1%
半挺5.3%
班長5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さし渡し半町はんちょう程のべら棒な巨大文字もんじ。その余りの大きさに、我が靴跡で描きながら、少しもそれと気づかなかったのだ。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
でも車体は尚半丁はんちょうほど前進した。車外へ出てみると、後方に根賀地と怪漢との乱闘しているらしい姿を認めた。駈けつける途中に、一方がたおれた。
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
こけの生えたおけの中から、豆腐とうふ半挺はんちょう皺手しわでに白く積んで、そりゃそりゃと、頬辺ほっぺたところ突出つきだしてくれたですが、どうしてこれが食べられますか。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
やぶれたストーヴについて、不自由ふじいう外出がいしゅつについて、ふうられた手紙てがみについて、不親切ふしんせつ軍医ぐんいについて、よこつら竹刀しないばす班長はんちょうについて、夜中よなかにみんなたたおこ警報けいほうについて