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皺手
ふりがな文庫
“皺手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しわで
88.9%
しわて
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しわで
(逆引き)
苔
(
こけ
)
の生えた
桶
(
おけ
)
の中から、
豆腐
(
とうふ
)
を
半挺
(
はんちょう
)
、
皺手
(
しわで
)
に白く積んで、そりゃそりゃと、
頬辺
(
ほっぺた
)
の
処
(
ところ
)
へ
突出
(
つきだ
)
してくれたですが、どうしてこれが食べられますか。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つと
乗出
(
のりいだ
)
してその
面
(
おもて
)
に
瞳
(
ひとみ
)
を据ゑられたる直行は、鬼気に襲はれて
忽
(
たちま
)
ち寒く
戦
(
をのの
)
けるなり。
熟
(
つくづ
)
くと見入る
眼
(
まなこ
)
を放つと共に、老女は
皺手
(
しわで
)
に顔を
掩
(
おほ
)
ひて
潜々
(
さめざめ
)
と
泣出
(
なきいだ
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
皺手(しわで)の例文をもっと
(8作品)
見る
しわて
(逆引き)
黒い
皺手
(
しわて
)
で、雪の胸。……
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
皺手(しわて)の例文をもっと
(1作品)
見る
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“皺”で始まる語句
皺
皺枯
皺嗄
皺面
皺嗄声
皺苦茶
皺首
皺腹
皺枯声
皺立
“皺手”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花