トップ
>
皺立
ふりがな文庫
“皺立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しわだ
57.1%
シワダ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しわだ
(逆引き)
ちまちまとした顔は白っぽく乾いて、ちぢんだようにみえ、膝の上にある両手も灰色に
皺立
(
しわだ
)
って、指先は力なく垂れていた。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
壺
(
つぼ
)
のごとく長い
弁
(
はなびら
)
から、濃い
紫
(
むらさき
)
が春を追うて抜け出した後は、
残骸
(
なきがら
)
に
空
(
むな
)
しき茶の
汚染
(
しみ
)
を
皺立
(
しわだ
)
てて、あるものはぽきりと絶えた
萼
(
うてな
)
のみあらわである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
皺立(しわだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
シワダ
(逆引き)
郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
兩袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に觸れて見ると、喙でもなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
郎女は、
徐
(
シヅ
)
かに
兩袖
(
モロソデ
)
を、胸のあたりに重ねて見た。家に居た時よりは、
褻
(
ナ
)
れ、
皺立
(
シワダ
)
つてゐるが、小鳥の
羽
(
ハネ
)
には、なつて居なかつた。手をあげて唇に觸れて見ると、喙でもなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皺立(シワダ)の例文をもっと
(3作品)
見る
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“皺”で始まる語句
皺
皺枯
皺嗄
皺面
皺手
皺嗄声
皺苦茶
皺首
皺腹
皺枯声
検索の候補
立皺
“皺立”のふりがなが多い著者
釈迢空
折口信夫
山本周五郎
夏目漱石