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皺腹
ふりがな文庫
“皺腹”の読み方と例文
読み方
割合
しわばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しわばら
(逆引き)
この遺書蝋燭の下にて
認
(
したた
)
めおり候ところ、只今燃尽き候。最早
新
(
あらた
)
に燭火を
点
(
ともし
)
候にも及ばず、窓の雪明りにて、
皺腹
(
しわばら
)
掻切
(
かっきり
)
候ほどの事は出来申すべく候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
彼は明治九年前原一誠の乱、嫌疑を
被
(
こうむ
)
り、官囚となるを
屑
(
いさぎよし
)
とせず、
自
(
みず
)
から六十余歳の
皺腹
(
しわばら
)
を
屠
(
ほふ
)
りて死せり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
『して、相手方の、数右衛門は何うなりましょうな。その次第に依っては、一閑の
皺腹
(
しわばら
)
を
賭
(
と
)
しても、娘の汚名を洗わねば、他家へ
白無垢
(
しろむく
)
は着せてやれませぬが』
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皺腹(しわばら)の例文をもっと
(8作品)
見る
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“皺”で始まる語句
皺
皺枯
皺嗄
皺面
皺手
皺嗄声
皺苦茶
皺首
皺枯声
皺立
“皺腹”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
久生十蘭
吉川英治
森鴎外
泉鏡花
芥川竜之介