“潜々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さめざめ62.5%
さんさん25.0%
さめ/″\12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔父は寝台より辷り降り「オオ我が娘で有ったのか」と、抱き上げて熱い涙を真に雨の様に秀子の背に潜々さめざめと降らせ落とした。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
晴衣の紋付の袖も厭わず、涙は潜々さんさんとして溢れ落ちます。
天才兄妹 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
と振袖を顔に当て、潜々さめ/″\と泣く様子は、美しくもあり又物凄ものすごくもなるから、新三郎は何も云わず、南無阿弥陀仏なむあみだぶつ、南無阿弥陀仏。