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半丁
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はんちょう
ふりがな文庫
“
半丁
(
はんちょう
)” の例文
この
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
に、ただ一つ
生
(
い
)
きているもののごとく
思
(
おも
)
われたものがあります。それは、
半丁
(
はんちょう
)
おきごとに
点
(
とも
)
されている
電燈
(
でんとう
)
でありました。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でも車体は尚
半丁
(
はんちょう
)
ほど前進した。車外へ出てみると、後方に根賀地と怪漢との乱闘しているらしい姿を認めた。駈けつける途中に、一方が
仆
(
たお
)
れた。
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼は静かな茶の間の空気を自分で
蹴散
(
けち
)
らす人のように立ち上ると、すぐ玄関から表へ出た。そうして電車通りを
半丁
(
はんちょう
)
ほど右へ行った所にある自動電話へ
馳
(
か
)
けつけた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もう
半丁
(
はんちょう
)
もゆけば喫茶ギボンがあるので、そこによって温い紅茶をのもうと思った。そして眼をあげてチラリとその方角を眺めた。丁度そのときだった。
流線間諜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳