“しッ”の漢字の書き方と例文
語句割合
叱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「畜生、叱(しッ)……畜生。」と拳(こぶし)を揮廻(ふりまわ)すのが棄鞭(すてむち)で、把手(ハンドル)にしがみついて、さすがの悪垂真俯向(まうつむ)けになって邸町へ敗走に及ぶのを、斑犬(ぶち)は波を打って颯(さっ)と追った。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「叱(しッ)!」と突然鋭い声で彼女は私に注意しました。驚いて彼女の顔を見ると、恐怖に充ちた燃ゆるような眼が、硝子壁を透して庭の隅へ注がれているではありませんか。
温室の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)