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口叱言
ふりがな文庫
“口叱言”の読み方と例文
読み方
割合
くちこごと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちこごと
(逆引き)
これも後で
訊
(
たず
)
ね合せて見ると、母親の術であるらしく、ほんのちょっとした
口叱言
(
くちこごと
)
を種に、子供の同情を
牽
(
ひ
)
かんための手段であった。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
おかみさんは「あら、あら。たいへんなお荷物ね」と、ちょっと呆れ顔して近藤夫人へ何か又、ぶつぶつ
口叱言
(
くちこごと
)
をもらしていた。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
口叱言
(
くちこごと
)
を言いながら、文次郎は駕籠屋の提灯を借りて、その風呂敷をあけてみた。一種の好奇心もまじって、お妻も覗いた。お峰も
垂簾
(
たれ
)
をあげた。
経帷子の秘密
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
口叱言(くちこごと)の例文をもっと
(15作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
叱
部首:⼝
5画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々
検索の候補
叱言
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悪口雑言
大叱言
惡口雜言
興言利口
口上言
口言葉
言告口
壁叱言
“口叱言”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂
岡本かの子