“岩槻”の読み方と例文
読み方割合
いわつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ。お前も、知っているな。きやつが、久方ひさかたぶりに岩槻いわつきより出府して参って、たずねると申してきている。待たずばなるまい」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
いまは埼玉県の岩槻いわつき市に編入されたが、慈恩寺という村があった。昔の寺領で、同じ名の慈恩寺と呼ぶ天台宗の寺があった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
埼玉県鴻巣こうのすの辺りから岩槻いわつきこし亀有かめあり、亀戸を経て東京湾に延長する一地震帯があって、この地震帯から、小規模ではあるが、強烈な地震が起こる。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)