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忿
ふりがな文庫
“忿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いか
60.0%
いかり
20.0%
おこ
17.1%
いきどお
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いか
(逆引き)
かれ阿治志貴高日子根の神は、
忿
(
いか
)
りて飛び去りたまふ時に、その
同母妹
(
いろも
)
高比賣
(
たかひめ
)
の命、その御名を顯さむと思ほして歌ひたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
忿(いか)の例文をもっと
(21作品)
見る
いかり
(逆引き)
周は
忿
(
いかり
)
がむらむらとこみあげて来て、どうしても押えることができないので、黄吏部の家へいこうとした。成はこれをおしとめていった。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
忿(いかり)の例文をもっと
(7作品)
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おこ
(逆引き)
彼が
忿
(
おこ
)
って帰ってしまわないようにと、彼女は言い訳をしたり、御機嫌を取るために
強
(
し
)
いて笑顔を作ったりした。
大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
忿(おこ)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
いきどお
(逆引き)
不正不義に対する烈火のような
忿
(
いきどお
)
りだけはなまなましく、するどく彼の心を突き刺した。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
忿(いきどお)の例文をもっと
(1作品)
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“忿”の解説
忿(ふん)(sa: krodha、クローダ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
瞋に付随して起こる。
怒り。いきどおり。自分の気に入らぬことに激怒して、杖で人を打とうとするぐらい激しい感情になる心をさす。
この心は粗暴な言動を生み出す。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば、随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
忿
漢検1級
部首:⼼
8画
“忿”を含む語句
忿怒
忿々
忿懣
忿然
忿恨
欝忿
忿念
忿激
鬱忿
餘忿
痛忿
水牛面忿怒妙王
死忿
恚忿
怒気忿々
御忿恚
忿憤
忿恚
忿怨神
忿怒瞋恚
...
“忿”のふりがなが多い著者
蒲 松齢
内村鑑三
徳冨蘆花
山本周五郎
南方熊楠
アントン・チェーホフ
鈴木三重吉
菊池寛
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
徳田秋声