“忿々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふんぷん75.0%
ぷん/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄徳は、なお怒気忿々ふんぷんと、色を収めなかったが、次第に感情を抑制して、孔明の心も不愍ふびんと察しやるかのように
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この時石畳を踏んで、鬼子母神の境内へ入って来たのは、安城郷太郎の忿々ふんぷんたる姿。
裸身の女仙 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
長五郎は何やら忿々ぷん/\として、わき上がるやうな憤怒を抑へかねて居る樣子です。