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忿懣
ふりがな文庫
“忿懣”の読み方と例文
読み方
割合
ふんまん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんまん
(逆引き)
この無邪気な
忿懣
(
ふんまん
)
が、やがて成長して危険な年齢を迎へた喬彦の心のなかで、或る卑しい欲望に変形して行つたのは言ふまでもない。
垂水
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
義雄は多少
忿懣
(
ふんまん
)
の氣味で、自分が樺太の通信を東京の或新聞に引き受けた時でも、その三倍もしくは四倍分を受け取つたことを語る。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
さらに三斎について注目すべきは、彼が徳川の
傘下
(
さんか
)
に
在
(
あ
)
りながら、幕府の
不遜
(
ふそん
)
な対朝廷策に、大きな
忿懣
(
ふんまん
)
を抱いていたことである。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忿懣(ふんまん)の例文をもっと
(64作品)
見る
忿
漢検1級
部首:⼼
8画
懣
漢検1級
部首:⼼
18画
“忿”で始まる語句
忿怒
忿
忿然
忿々
忿恨
忿念
忿激
忿恚
忿憤
忿怨神
“忿懣”のふりがなが多い著者
吉川英治
岩野泡鳴
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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谷崎潤一郎
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梅崎春生
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牧逸馬