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ふんまん
ふりがな文庫
“ふんまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
憤懣
60.2%
忿懣
39.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憤懣
(逆引き)
読
(
よ
)
み
了
(
おわ
)
っても、それを読みはじめたときから私の胸を一ぱいにさせていた
憤懣
(
ふんまん
)
に近いものはなかなか消え去るようには見えなかった。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
思ウニ彼女ハ、世間ノ多クノ父親ト違イ、僕ガ彼女ヨリモ彼女ノ母ヲ熱狂的ニ愛シテイルラシイノニ
憤懣
(
ふんまん
)
ヲ感ジテイルノデハナイカ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ふんまん(憤懣)の例文をもっと
(50作品+)
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忿懣
(逆引き)
さらに三斎について注目すべきは、彼が徳川の
傘下
(
さんか
)
に
在
(
あ
)
りながら、幕府の
不遜
(
ふそん
)
な対朝廷策に、大きな
忿懣
(
ふんまん
)
を抱いていたことである。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自分自身に対する堪え難い
忿懣
(
ふんまん
)
を心にいだきながら、愛想づかしの
唾
(
つば
)
をぺっと吐いて、そのまま逃げ出してしまったではないか。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
ふんまん(忿懣)の例文をもっと
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