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耕
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たが
ふりがな文庫
“
耕
(
たが
)” の例文
その男のいふのでは、牛程人間の役に立つものは
鮮
(
すくな
)
い。田を
耕
(
たが
)
へし、荷車を
曳
(
ひ
)
き、頭から
尻尾
(
しつぽ
)
の
尖
(
さき
)
まで何一つ捨てるところも無い。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
これ
等
(
ら
)
の男女は、いずれも
牧人
(
ぼくじん
)
でした。もうこの地方は暖かで、みんなは畑や田に出て、
耕
(
たが
)
やさなければなりませんでした。
月と海豹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
請
(
こ
)
う
想
(
おも
)
い見よ、誰か罪なくして亡びし者あらん、
義
(
ただし
)
き者の絶たれし事いずくに
在
(
あ
)
りや、我の観る所によれば不義を
耕
(
たが
)
えし悪を
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
三筋
(
みすじ
)
ばかり
耕
(
たが
)
やされた土が、
勢込
(
いきおいこ
)
んで、むくむくと
湧
(
わ
)
き立つような快活な
香
(
におい
)
を
籠
(
こ
)
めて、しかも
寂寞
(
せきばく
)
とあるのみで。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“耕”の意味
《名詞》
(たがやし)種をまいたり苗を植えたりするために、田や畑の土をすき返すこと。春の季語。
(出典:Wiktionary)
耕
常用漢字
小5
部首:⽾
10画
“耕”を含む語句
耕作
耕夫
筆耕
耕地
耕耘
輟耕録
耕耘部
耕田
耕人
晴耕雨読
武田耕雲斎
筆耕書
耕雲寺
躬耕
中耕
閑田耕筆
耕地整理
春耕
新田耕助
高田耕安
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