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休憩
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きゅうけい
ふりがな文庫
“
休憩
(
きゅうけい
)” の例文
わたしはまた土地を
耕
(
たがや
)
したことがあったが、
勤労
(
きんろう
)
によって土地にまるで
休憩
(
きゅうけい
)
をあたえないまでに
耕作
(
こうさく
)
し
続
(
つづ
)
けるということを知らなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
おまえ
大庭
(
おおば
)
さんがギュウギュウ質問したもんだから、困りやがって
休憩
(
きゅうけい
)
にしやがった、さあおもしろい、お父さんがいるか
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
彼女は
休憩
(
きゅうけい
)
時間にもシュミイズ一枚着たことはなかった。のみならずわたしの言葉にももの憂い返事をするだけだった。
夢
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
休憩
(
きゅうけい
)
時間中に内藤堀口の喧嘩が同級生ぜんたいに伝わった。いつのまにか正三君のまわりに十数名が集まっていた。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
椅子にかけての琴、
三絃
(
さみせん
)
は、見るにあぶなく、弾きにくゝはあるまいかと思われた。三曲
済
(
す
)
んで
休憩
(
きゅうけい
)
になった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
雨の降るのを幸いに十三日一日は宿に閉籠って
休憩
(
きゅうけい
)
をして、その次の十四日には雨も
霽
(
は
)
れたから、加藤木下両氏と共に多少の散歩をした位で、十五日になってから
利尻山とその植物
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「お二人さん。お気の毒ながら、その室で少し
休憩
(
きゅうけい
)
していて下さい。いずれのち程、お迎えに誰かを
寄越
(
よこ
)
します。一秒を争うので、少し荒っぽい方法で失礼ですが……」
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ここまでするには、みんなずいぶん
骨
(
ほね
)
を
折
(
お
)
った。一時間と
休憩
(
きゅうけい
)
するひまなしに
働
(
はたら
)
いたし、日曜日でも休まなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そのつぎの
休憩
(
きゅうけい
)
時間に堀口生は正三君とすれちがいさま、帽子を
払
(
はら
)
いおとした。喧嘩はいつもこの手でしかける。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「茶釜はひとまず
休憩
(
きゅうけい
)
、
絶景
(
ぜっけい
)
かな、絶景かな、げに春のながめは
一目千金
(
ひとめせんきん
)
……」
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
休憩
(
きゅうけい
)
時間には運動場へ出ることになっている。しかし生徒はいろいろの都合からとかく教室に残りたがる。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ほんとうを言うと、わたしたちは
働
(
はたら
)
いてつかれるということはなかった。わたしたちにも
休憩
(
きゅうけい
)
の時間も遊ぶ時間もあった。むろんそれは短かったが、短いだけよけいゆかいであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
まあいちばんよく教えてもちったのは、
休憩
(
きゅうけい
)
の時間で、木の根かたや、
小砂利
(
こじゃり
)
の山の上や、または
芝生
(
しばふ
)
なり、道ばたの草の上が、みんなわたしの木ぎれをならべる
机
(
つくえ
)
が代わりになった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“休憩(休み時間)”の解説
休み時間(やすみじかん)とは、それまでの活動を中断し休憩や休息を取る時間のこと。多くは学校や会社の活動時間内においてそれを中断する時間のことを指す。だが、愛知県内の学校ではこの言葉は用いられない(後述)。労働などにおいては、休憩時間(きゅうけいじかん)あるいは休息時間(きゅうそくじかん)などと呼称することが多い。
(出典:Wikipedia)
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
憩
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“休憩”で始まる語句
休憩所
休憩時間
休憩中
休憩場