“宮詣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやまい66.7%
みやもう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此宵こよい宮詣みやまいりは一生を通じて詣って来たようなものだ。お身と我らの倖せをことほぐためにもかった。」
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「もう正一のお宮詣みやまいりですよ、着のみ着のままであまり可哀そうですから、私昨夜ゆうべこんなものを二枚分買って来ましたの。安いもんじゃありませんか、これでようやく七十五銭……。」
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
玩具など幌の扇骨ほねに結いつけてある。今日は十一月の十五日、七五三の宮詣みやもうでに東京に往った帰りと見える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)