“吾君”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あぎ25.0%
わがきみ25.0%
わぎみ25.0%
アギ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに天皇詔りたまはく、「さざき吾君あぎことぞ、我が思ほすが如くなる」とのりたまひき。すなはち詔り別けたまひしくは、「大山守の命は、山海うみやまの政をまをしたまへ。 ...
某日あるひ豊雄が店にいると、都の人の忍びのもうでと見えて、いとよろしき女が少女を伴れて薫物たきものを買いに来た。少女は豊雄を見て、「吾君わがきみのここにいますは」と云った。それは真女児の一行であった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
靡く玉藻はすべなし吾君わぎみ
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)
いざ吾君アギヒルつみに 蒜つみに 我が行く道に、香ぐはし花橘。下枝シヅエらは人みな取り、秀枝ホツエは鳥枯し みつぐりの 中つ枝の 含隠フゴモり アカれる処女ヲトメ。いざ。さかはえな(応神天皇——日本紀)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)