“ワイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:わい
語句割合
42.9%
42.9%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京都大学の荒木総長が、まだ医科大学長をしてゐた頃、ある夏の日盛りにワイシヤツ一枚になつて、大学の図書館に入つて来た。
彼はこのエックスという男について、田口のために、ある知識を供給する事ができると共に、同じ知識がワイという女に関する自分の好奇心を幾分か満足させ得るだろうと信じたからである。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ンガオド何歳ナンボだバ。ワイのナ今歳コドシ二十六だネ。なにわらふんダバ。ンガ阿母オガあねダテ二十歳ハダヂしたヲドゴたけアせ。だけアそれほどチガはねエネ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)