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吾
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あれ
ふりがな文庫
“
吾
(
あれ
)” の例文
また詔らしめたまはく、「然らば、今還り下りて、墨江の中つ王を殺して、
上
(
のぼ
)
り來ませ。その時に、
吾
(
あれ
)
かならず語らはむ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
万葉歌の中にはスミレが出ているから、
歌人
(
かじん
)
はこれに関心を持っていたことがわかる。すなわちその歌は、「春の
野
(
ぬ
)
にすみれ
摘
(
つ
)
みにと
来
(
こ
)
し
吾
(
あれ
)
ぞ、
野
(
ぬ
)
をなつかしみ
一夜
(
ひとよ
)
宿
(
ね
)
にける」
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「児ろ
吾
(
あれ
)
紐解く」即ち、可哀い娘と
己
(
おれ
)
とがお互に着物の紐を解いて寝る、という複雑なことを入れてあり、それが一首の眼目なのだから、調子がつまってなだらかに
伸
(
の
)
びていない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
古
(
いにしえ
)
のますらたけをが渡りけん小田の渡りを
吾
(
あれ
)
も渡りつ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
人皆か
吾
(
あれ
)
のみやしかる
日本の美
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
▼ もっと見る
ここに答へてのりたまはく、「
吾
(
あれ
)
まづ問はえたれば、吾まづ名告りせむ。
吾
(
あ
)
は
惡
(
まが
)
事も一言、
善事
(
よごと
)
も一言、
言離
(
ことさか
)
の神、
葛城
(
かづらき
)
の
一言主
(
ひとことぬし
)
の大神
六
なり」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「天地の神なきものにあらばこそ
吾
(
あ
)
が
思
(
も
)
ふ妹に逢はず
死
(
しに
)
せめ」(巻十五・三七四〇)、「逢はむ日をその日と知らず
常闇
(
とこやみ
)
にいづれの日まで
吾
(
あれ
)
恋ひ居らむ」(同・三七四二)などにあるように
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
人なみに
吾
(
あれ
)
も作るを
日本の美
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
その神の
言
(
の
)
りたまはく、「
我
(
あ
)
が
前
(
みまへ
)
をよく治めば
一
、
吾
(
あれ
)
よくともどもに相作り成さむ。もし然あらずは、國成り
難
(
がた
)
けむ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
橘の
古婆
(
こば
)
のはなりが思ふなむ心
愛
(
うつく
)
しいで
吾
(
あれ
)
は行かな (同・三四九六)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
“吾”を含む語句
吾儕
吾子
吾家
吾妻
吾輩
吾等
吾夫
吾君
吾人
吾々
吾妻鏡
吾嬬
吾妻山
吾妻川
吾曹
吾妻橋
吾身
吾妻下駄
吾妹子
余吾
...