“古婆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フルバヾ33.3%
ふるばば16.7%
フルババ16.7%
こば16.7%
ふるばゝ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何に止めどなくなるのが、「ひとりガタり」の癖とは言へ、語部の古婆フルバヾの心は、自身も思はぬ意地くね惡さを藏してゐるものである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
如何に止めどなくなるのが、「ひとり語り」の癖とは言え、語部の古婆ふるばばの心は、自身も思わぬ意地くね悪さを蔵しているものである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
如何イカに止めどなくなるのが、「ひとりガタり」の癖とは言へ、語部の古婆フルババの心は、自身も思はぬ意地くね悪さを蔵してゐるものである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
橘の古婆こばのはなりが思ふなむ心うつくしいであれは行かな (同・三四九六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
如何に止めどなくなるのが、「ひとり語り」の癖とは言へ、語部の古婆ふるばゝの心は、自身も思はぬ意地くね悪さを蔵してゐるものである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)