“団扇売”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちはうり50.0%
うちわうり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし王羲之(わうぎし)が蕺山(しふざん)といふところに住んでゐた頃、近所に団扇売(うちはうり)の姥(ばあ)さんがゐた。六角の団扇で一寸洒落た恰好をしてゐた。
これらの外(ほか)、階子段(はしごだん)に腰かけて懐中より文(ふみ)読む女の後(うしろ)に美しき少年の佇立(たたず)みたるあり。あるひは鳥居の見ゆる茶屋の床几(しょうぎ)に美しき団扇売(うちわうり)の少年茶屋の娘らしき女と相対したるあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)