“うちわうり”の漢字の書き方と例文
語句割合
団扇売100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの外（ほか）、階子段（はしごだん）に腰かけて懐中より文（ふみ）読む女の後（うしろ）に美しき少年の佇立（たたず）みたるあり。あるひは鳥居の見ゆる茶屋の床几（しょうぎ）に美しき団扇売（うちわうり）の少年茶屋の娘らしき女と相対したるあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)