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ばばあ
ふりがな文庫
“ばばあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
婆
66.7%
婆々
13.6%
媼
7.6%
老妻
3.0%
老婆
3.0%
老母
3.0%
年増女
1.5%
老媼
1.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆
(逆引き)
「ああ、これて
清々
(
せいせい
)
した。」と、お葉は
酔醒
(
よいざめ
)
の水を飲んだ。お清は
惘
(
あき
)
れて
其
(
その
)
顔を眺めている処へ、
彼
(
か
)
のお杉
婆
(
ばばあ
)
の声が聞えたのである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ばばあ(婆)の例文をもっと
(44作品)
見る
婆々
(逆引き)
「旧弊はとくに卒業して迷信
婆々
(
ばばあ
)
さ。何でも月に二三
返
(
べん
)
は
伝通院
(
でんずういん
)
辺の何とか云う坊主の所へ相談に行く様子だ」
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ばばあ(婆々)の例文をもっと
(9作品)
見る
媼
(逆引き)
虫の啼く、
粗壁
(
あらかべ
)
の出た、今一軒の家には老夫婦が住んでいた。
爺
(
じじい
)
は
老耄
(
ろうもう
)
して、
媼
(
ばばあ
)
は頭が真白であった。一人の息子が、町の時計屋に奉公していて、毎月、少しばかりの金を送って
寄来
(
よこ
)
した。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ばばあ(媼)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
老妻
(逆引き)
それからそれを受取つて冠つたのも知つてますものな。——ところがさ、
家
(
うち
)
へ帰ると
突然
(
いきなり
)
老妻
(
ばばあ
)
の奴が、「まあ、そんなに酔つ払つて、……
帽子
(
シヤツポ
)
は何うしたのです?」
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ばばあ(老妻)の例文をもっと
(2作品)
見る
老婆
(逆引き)
それを、上目づかいの
頤
(
あご
)
で下から
睨上
(
ねめあ
)
げ、
薄笑
(
うすわらい
)
をしている
老婆
(
ばばあ
)
がある、
家造
(
やづく
)
りが
茅葺
(
かやぶき
)
ですから、勿論、
遣手
(
やりて
)
が責めるのではない、
姑
(
しゅうと
)
が
虐
(
しえた
)
げるのでもない。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ばばあ(老婆)の例文をもっと
(2作品)
見る
老母
(逆引き)
それは洲崎町のトある角の、渠が何日でも寄る煙草屋の事で、モウ大分借が溜つてるから、すぐ顔を赤くする
銀杏返
(
いちやうがへ
)
しの娘が店に居れば格別、
口喧
(
くちやかま
)
しやの
老母
(
ばばあ
)
が居た日には
怎
(
どう
)
しても貸して呉れぬ。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ばばあ(老母)の例文をもっと
(2作品)
見る
年増女
(逆引き)
あんな
年増女
(
ばばあ
)
に!
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばばあ(年増女)の例文をもっと
(1作品)
見る
老媼
(逆引き)
茫然
(
ぼんやり
)
立つてゐる小児でもあれば、
背後
(
うしろ
)
から
窃
(
そつ
)
と行つて、目隠しをしたり、
唐突
(
いきなり
)
抱上げて
喫驚
(
びつくり
)
さしたりして、快ささうに笑つて行く。千日紅の花でも後手に持つた、腰曲りの
老媼
(
ばばあ
)
でも来ると
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ばばあ(老媼)の例文をもっと
(1作品)
見る
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