トップ
>
薄笑
ふりがな文庫
“薄笑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすわらい
41.7%
うすわらひ
25.0%
うすわら
16.7%
うすえみ
4.2%
うすらわらひ
4.2%
うすゑみ
4.2%
わら
4.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすわらい
(逆引き)
それを、上目づかいの
頤
(
あご
)
で下から
睨上
(
ねめあ
)
げ、
薄笑
(
うすわらい
)
をしている
老婆
(
ばばあ
)
がある、
家造
(
やづく
)
りが
茅葺
(
かやぶき
)
ですから、勿論、
遣手
(
やりて
)
が責めるのではない、
姑
(
しゅうと
)
が
虐
(
しえた
)
げるのでもない。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄笑(うすわらい)の例文をもっと
(10作品)
見る
うすわらひ
(逆引き)
『然うでしたか。』と言つて、信吾は
未
(
ま
)
だ何か言はうと唇を動かしかけたが、それを
罷
(
や
)
めてニヤ/\と
薄笑
(
うすわらひ
)
を浮べた。月を負うて歩いてるので、無論それは女に見えなかつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
薄笑(うすわらひ)の例文をもっと
(6作品)
見る
うすわら
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
薄笑
(
うすわら
)
ひをしたぎり、
何
(
なん
)
とも
答
(
こた
)
へなかつた。
其代
(
そのかは
)
り
推
(
お
)
して、
御米
(
およね
)
の
信仰
(
しんかう
)
に
就
(
つ
)
いて、
詳
(
くは
)
しい
質問
(
しつもん
)
も
掛
(
か
)
けなかつた。
御米
(
およね
)
には、それが
仕合
(
しあは
)
せかも
知
(
し
)
れなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
薄笑(うすわら)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
うすえみ
(逆引き)
ミチミは寝棺のなかに入って、これから旅立つ華やかなお嫁入りを悦ぶものの如く、口辺に
薄笑
(
うすえみ
)
さえ
湛
(
たた
)
えているのであった。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
薄笑(うすえみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うすらわらひ
(逆引き)
薄笑
(
うすらわらひ
)
をして近づいて来る。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
薄笑(うすらわらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うすゑみ
(逆引き)
わかきニキタはぼんやりと
薄笑
(
うすゑみ
)
しつつ、……
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
薄笑(うすゑみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
わら
(逆引き)
例によっての懐手、冬次郎は悠々と懐手をしながら、会心そうに
薄笑
(
わら
)
った。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
薄笑(わら)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
“薄笑”のふりがなが多い著者
三島霜川
尾崎紅葉
イワン・ツルゲーネフ
小栗虫太郎
石川啄木
泉鏡花
北原白秋
夏目漱石
泉鏡太郎
国枝史郎