“申述”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうしの66.7%
しんじゅつ16.7%
まをしの16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしとしてはせいぜいふる記憶きおく辿たどり、自分じぶんっていること、また自分じぶんかんじたままを、つくらず、かざらず、素直すなお申述もうしのべることにいたします。
なるほど、それは痛快であろうも、それを言って退けると、生優なまやさしいことではすまなくなる。不実の申述しんじゅつをして裁判を進行結審せしめた廉で、違警罪に問われて監獄に繋がれねばならない。
湖畔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ひやかしたが、元来ぐわんらい衣裳鞄いしやうかばん催促さいそくではない、ホツキがひ見舞みまひたのだから、其次第そのしだい申述まをしのべるところへ……また近処きんじよから、おなじく、氷砂糖こほりざたう梅干うめぼし注意連ちういれん女性によしやうきたくははつた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)