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申述
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もうしの
ふりがな文庫
“
申述
(
もうしの
)” の例文
私
(
わたくし
)
としてはせいぜい
古
(
ふる
)
い
記憶
(
きおく
)
を
辿
(
たど
)
り、
自分
(
じぶん
)
の
知
(
し
)
っていること、
又
(
また
)
自分
(
じぶん
)
の
感
(
かん
)
じたままを、
作
(
つく
)
らず、
飾
(
かざ
)
らず、
素直
(
すなお
)
に
申述
(
もうしの
)
べることにいたします。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
よく誤解される事がありますので、そんな事があっては済みませんから、ちょっと注意を
申述
(
もうしの
)
べて置きます。
教育と文芸
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
警部の「どんな些細なことでも」という例の調子に誘われて、彼女は次の様なことを
申述
(
もうしの
)
べた。
何者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小伝馬町
大牢
(
たいろう
)
の御用のようにばかり書きましたが、それも幼時の感じを
申述
(
もうしの
)
べただけです。
旧聞日本橋:01 序文/自序
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
、
長谷川時雨
(著)
話
(
はなし
)
が
少
(
すこ
)
し
後
(
あと
)
に
戻
(
もど
)
りますが、この
辺
(
へん
)
で
一
(
ひと
)
つ
取
(
と
)
りまとめて
私
(
わたくし
)
の
最初
(
さいしょ
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
、つまり、
私
(
わたくし
)
がこちらの
世界
(
せかい
)
で
真先
(
まっさ
)
きに
置
(
お
)
かれました
境涯
(
きょうがい
)
につきて、
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
り
申述
(
もうしの
)
べて
置
(
お
)
くことに
致
(
いた
)
したいと
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“申述”の意味
《名詞》
申 述(しんじゅつ)
申し述べること。
(出典:Wiktionary)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
述
常用漢字
小5
部首:⾡
8画
“申”で始まる語句
申
申上
申訳
申刻
申出
申分
申立
申候
申込
申付