“嫋婉”の読み方と例文
読み方割合
なよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俺を抱き、俺に枕を貸したあの嫋婉なよやかな腕は、いまはことごとく肉崩れ落ち、水にさらされた一本の白い腕骨にすぎぬ。
湖畔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)