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嫋嫋
ふりがな文庫
“嫋嫋”の読み方と例文
読み方
割合
じょうじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうじょう
(逆引き)
私たちの世代にいたっては、その、いとど
嫋嫋
(
じょうじょう
)
たる伝統の糸が、ぷつんと音たてて切れてしまったかのようである。
古典竜頭蛇尾
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
時鐘の取締りをうけて時刻はずれには決して鳴ることのない聖堂の鐘が、
凍体
(
とうたい
)
のような一月二十一日払暁五時の空気に、
嫋嫋
(
じょうじょう
)
とした振動を伝えたのである。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ただ妙に
嫋嫋
(
じょうじょう
)
として和やかな、まるで
一色
(
ひといろ
)
の闇のやうに潤んだものが彼をトップリ包んでゐた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
嫋嫋(じょうじょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
嫋
漢検1級
部首:⼥
13画
嫋
漢検1級
部首:⼥
13画
“嫋”で始まる語句
嫋々
嫋
嫋女
嫋娜
嫋竹
嫋婉
嫋美
嫋音
嫋々哀々
“嫋嫋”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
田中貢太郎
太宰治
坂口安吾