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蹉跎
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あしすり
ふりがな文庫
“
蹉跎
(
あしすり
)” の例文
無念なりと
蹉跎
(
あしすり
)
なして
怒
(
いかり
)
給ひしが今更
詮方
(
せんかた
)
も無りしとぞ
假初
(
かりそめ
)
にも十五萬石にて播州姫路の城主たる
御身分
(
ごみぶん
)
が
素性
(
すじやう
)
もいまだ
慥
(
たしか
)
ならぬ天一坊に下座
有
(
あり
)
しは
殘念
(
ざんねん
)
と云も餘りあり天一坊は
流石
(
さすが
)
の
酒井家
(
さかゐけ
)
さへ下座されしと
態
(
わざ
)
と
言觸
(
いひふら
)
し其
威勢
(
ゐせい
)
濤
(
おほなみ
)
の如くなれば東海道筋にて誰一人爭ふ者はなく
揚々
(
やう/\
)
として下りけるは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蹉
漢検1級
部首:⾜
17画
跎
漢検1級
部首:⾜
12画
“蹉”で始まる語句
蹉跌
蹉
蹉躓
蹉陀