“海燕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うみつばくら33.3%
うみつばめ33.3%
ひとで33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市郎はその綱の片端を自分の胴にしかと結び付けて、海燕うみつばめの巣をあさる支那人のように、岩を伝って真直まっすぐに降り初めた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
晩香波にゐるF・Fの賀状には⦅リネンの月⦆という詩が印刷してある。その詩は剽窃だ。そして星に肖た海燕ひとでがひとつ。海燕はマン・レイ氏のシネポエムから、写しとつたのであるらしい。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)