“演出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しいだ33.3%
えんしゅつ33.3%
だしもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よいに乗じて種々いろいろ捫着もんちゃく惹起ひきおこしているうちに、折悪おりあしくも其処そこへ冬子が来合わせたので、更にこんな面倒な事件を演出しいだす事となってしまった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これらの面々が、いかなる芝居しばい、いかなるダンス、いかなる曲芸、いかなる魔術、いかなる猛獣を演出えんしゅついたしますか、今晩こんばん六時より当町とうちょう御役場裏おんやくばうらの大テントで相もよおすこととなりました。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
なんといふ下劣な演出だしものばかりだ! 名ばかりがいかつい万国抒情人形展。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)