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だしもの
ふりがな文庫
“だしもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
出物
42.9%
演題
14.3%
演出
14.3%
演物
14.3%
芸題
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出物
(逆引き)
ようやくほっと安心するのは、楽手たちが席についてからであった。それでもまだ彼は、幕が上がって、ある晩のように、
出物
(
だしもの
)
を変えると述べられはすまいかと、最後の瞬間まで心配していた。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
だしもの(出物)の例文をもっと
(3作品)
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演題
(逆引き)
この囃子を聞きながらまた圓朝は師匠に今夜の
演題
(
だしもの
)
を前で演られてしまったため、何を喋ろうかどう喋ろうかととつおいつしたときのことを、きのうのごとくおもいだして
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「それには
演題
(
だしもの
)
——演題の選び方、立て方が
大専
(
だいせん
)
だ。むろん、芸が
空
(
から
)
っ
下手
(
ぺた
)
じゃいけないが、何よりアッといわせるような演題の
案文
(
あんもん
)
がつかないことには仕方がない、ねえ小糸」
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
だしもの(演題)の例文をもっと
(1作品)
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演出
(逆引き)
なんといふ下劣な
演出
(
だしもの
)
ばかりだ! 名ばかりが
威
(
いか
)
つい万国抒情人形展。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
だしもの(演出)の例文をもっと
(1作品)
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演物
(逆引き)
寄ってたかって外題の当てっこを競争するようになったので、各工場の
演物
(
だしもの
)
を秘密にしたい気持から、どこか、ほかの処で稽古をするようになったらしかった。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
だしもの(演物)の例文をもっと
(1作品)
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芸題
(逆引き)
七三郎の巴之丞が、
洛中
(
らくちゅう
)
洛外の人気を
唆
(
そそ
)
って、弥生狂言をも、同じ
芸題
(
だしもの
)
で打ち続けると云う噂を聞きながら、藤十郎は烈しい
焦躁
(
しょうそう
)
と不安の胸を抑えて、じっと思案の手を
拱
(
こま
)
ぬいたのである。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
だしもの(芸題)の例文をもっと
(1作品)
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