“げだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外題85.4%
芸題12.2%
藝題2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歸りましたら早速に、表看板だけでも揚げて置いて、前景氣を附けたいと存じますが、その外題げだいはどういふことに決まりました。
近松半二の死 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「それじゃ明日から芸題げだい替えだ」次郎吉は煙管きせるのホコを払い、「もう玻璃窓に見せたんだから、俺の目的はとげられたってものさ。いつ替えたって惜しかあねえ」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
水天宮の祭日となれば粹な町内の若い衆が紺の半被はつぴに棹さゝれて、幕あひには笛や太鼓や三味線の囃子面白く、町を替ゆるたびに幕を替え、日を替ゆるたびに歌舞伎の藝題げだいもとり替えて
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
明日あすの芝居の藝題げだいを面白ろをかしく披露しながら町から町へと巡り歩く。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)