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錻力
ふりがな文庫
“錻力”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ブリキ
56.3%
ぶりき
43.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ブリキ
(逆引き)
ストーヴが勢よく燃えてゐるのを見るのは、何年ぶりだらうと、ゆき子は青く光つた
錻力
(
ブリキ
)
の煙突に、ちよいちよいと指先で触れてみた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
二年
前
(
ぜん
)
の記憶をまざまざと喚び起した私は、顔の皮膚が
錻力
(
ブリキ
)
のように
剛
(
こわ
)
ばるのを感じた。お辞儀を返したかどうか記憶しないまま突立っていた。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
錻力(ブリキ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ぶりき
(逆引き)
風船、ゴム玉、汽車や刀や、さまざまな珍奇な
弄品
(
おもちや
)
が、ところ狭いまでならべられ、サアベルや鉄砲の
錻力
(
ぶりき
)
の光つた色が、ちかちかしてゐた。
笛と太鼓
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
二日市の橋元屋という旅館の裏に住んでいる時、突然に父が帰って来て、小さな
錻力
(
ぶりき
)
のポンプを呉れた時の嬉しかった事は今でも忘れていない。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
錻力(ぶりき)の例文をもっと
(7作品)
見る
“錻力(ブリキ)”の解説
ブリキ(錻力・鉄葉は当て字、語源は「薄い鉄板」を意味するnl: blik)は、鉄鋼(鋼板)をスズ(純スズ)で表面処理した表面処理鋼板。缶詰など常に水分と接触する部材に用いられるほか、かつては玩具の主要な材料でもあった。「錻」の字は日本で作られた国字。
(出典:Wikipedia)
錻
漢検1級
部首:⾦
16画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“錻力”の関連語
錻
“錻力”で始まる語句
錻力屋
錻力板
錻力圧搾機
検索の候補
錻力屋
錻力板
錻力圧搾機
“錻力”のふりがなが多い著者
高祖保
黒島伝治
夢野久作
斎藤茂吉
泉鏡太郎
薄田泣菫
平林初之輔
織田作之助
林芙美子
室生犀星