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彳
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た
ふりがな文庫
“
彳
(
た
)” の例文
ところが、陳列人形を仔細にながめながら、わたしの
彳
(
た
)
ちつくしたのは、ペルシャ猫の一対をあしらつた、モォラン張りの⦅花合戦⦆である。愕ろきはこれにとどまらない。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
お待合わせを約束の仲
町
(
ちょう
)
を出た、あの大時計が雪の塔、大吹雪の峠の下に、一人旅で消えそうに
彳
(
た
)
っていらっしゃるのが目さきに
隠現
(
ちらつ
)
くもんですから、一息に駆出すようにして来たんです。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
幹々は いやにおとなび
彳
(
た
)
ちゐたり
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
而して、
彳
(
た
)
て。希臘十字にかげを
曳
(
ひ
)
かむ。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
彳
部首:⼻
3画
“彳”を含む語句
彳立
彷徨彳亍