トップ
>
氣競
ふりがな文庫
“氣競”のいろいろな読み方と例文
新字:
気競
読み方
割合
きほ
50.0%
きほひ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きほ
(逆引き)
この
意氣
(
いき
)
に
感
(
かん
)
じては、こちらも、くわつと
氣競
(
きほ
)
はざるを
得
(
え
)
ない。「ありがたい、お
茶
(
ちや
)
づけだ。」と、いま
思
(
おも
)
ふと
汗
(
あせ
)
が
出
(
で
)
る。……
鮪茶漬
(
まぐちやづ
)
を
嬉
(
うれ
)
しがられた
禮心
(
れいごころ
)
に、このどんぶりへ
番茶
(
ばんちや
)
をかけて
掻
(
か
)
つ
込
(
こ
)
んだ。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
磨砂
(
みがきずな
)
だ、
磨砂
(
みがきずな
)
だ。」と
氣競
(
きほ
)
つて
言
(
い
)
つた。——
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
氣競(きほ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きほひ
(逆引き)
日中
(
につちう
)
の
暑
(
あつ
)
さに、
酒
(
さけ
)
は
浴
(
あ
)
びたり、
血
(
ち
)
は
煮
(
に
)
える。
御神輿
(
おみこし
)
かつぎは、
人
(
ひと
)
の
氣競
(
きほひ
)
がもの
凄
(
すご
)
い。
祭のこと
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
剩
(
あまつさ
)
へ
野町
(
のまち
)
、
野田寺町
(
のだでらまち
)
、
地黄煎口
(
ぢくわうぜんぐち
)
、
或
(
あるひ
)
は
鶴來往來
(
つるぎわうらい
)
より、
野菜
(
やさい
)
を
擔荷
(
にな
)
ひて
百姓
(
ひやくしやう
)
の
八百物市
(
やほものいち
)
に
赴
(
おもむ
)
く
者
(
もの
)
、
前後疾走
(
ぜんごしつそう
)
相望
(
あひのぞ
)
みて、
氣競
(
きほひ
)
の
懸聲
(
かけごゑ
)
勇
(
いさ
)
ましく、
御物見下
(
おものみした
)
を
通
(
とほ
)
ること、
絡繹
(
らくえき
)
として
織
(
お
)
るが
如
(
ごと
)
し。
鉄槌の音
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
氣競(きほひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
氣
部首:⽓
10画
競
常用漢字
小4
部首:⽴
20画
“氣”で始まる語句
氣
氣色
氣味
氣遣
氣持
氣障
氣勢
氣質
氣分
氣高
“氣競”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花