“御神輿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おみこし87.5%
ごしんよ6.3%
みこし6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうその時分われ/\は骨の髄まで茶屋酒に入り浸つて、体も心もだらけ切つてゐたので、とても御神輿おみこしを上げる気力がなかつた。
青春物語:02 青春物語 (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
いよいよ丑の上刻となれば、露払い、御弓箭おゆみや大幡おおはた御楯みたて神馬じんめ、神主を先頭に禰宜、巫、神人。そのあとに八基の御神輿ごしんよ御饌みけ、長持。氏子総代に産子うぶこ三十人。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「だから變ぢやありませんか、ね親分、ちよいと御神輿みこしをあげて——」