“御神楽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかぐら50.0%
ミカグラ33.3%
みかぐら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎みやげの話し草に、若宮前で御神楽おかぐらをあげて、ねじりろうの横手を通ると、種々の木の一になって育って居る木がある。寄木やどりぎ、と札を立てゝある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
平安朝の文献に、宮廷では、此人形と、一つの名前と思はれる「サイ」といふのが見える。御神楽ミカグラの時に出る者である。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
承元じょうげん二年戊辰つちのえたつ。二月小。三日、癸卯みずのとう、晴、鶴岳宮つるがおかぐう御神楽みかぐら例の如し、将軍家御疱瘡ほうそうりて御出ぎょしゅつ無し、前大膳大夫さきのだいぜんのだいぶ広元朝臣ひろもとあそん御使として神拝す、又御台所みだいどころ御参宮。
鉄面皮 (新字新仮名) / 太宰治(著)