“にゅうじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柔弱84.2%
入寂15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堅彊けんきょうは死の柔弱にゅうじゃくは生の徒なれば、「学ぼう。学ぼう」というコチコチの態度を忌まれたもののようである。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
一角は、啓之助のような、白面柔弱にゅうじゃくでなく、また、弥助よりも兇暴であるかもしれないが粗暴ではない。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことし七十七の夢窓国師が、この九月三十日入寂にゅうじゃくした。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)