トップ
>
入寂
ふりがな文庫
“入寂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にゅうじゃく
75.0%
にふじやく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にゅうじゃく
(逆引き)
六袋和尚は六日先んじて
己
(
おの
)
れの死期を予知した。諸般のことを
調
(
ととの
)
え、
辞世
(
じせい
)
の句もなく、特別の言葉もなく、
恰
(
あたか
)
も前栽へ逍遥に立つ人のように
入寂
(
にゅうじゃく
)
した。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
僧正は一代の高徳、今や
涅槃
(
ねはん
)
の境に入って、
復
(
ま
)
た世塵の来り触るるを許さないのであるが、余りにうるさく勧められるので、遂に
筆硯
(
ひっけん
)
を命じて一書を作り、これを衆弟子に授けて
後
(
の
)
ち
入寂
(
にゅうじゃく
)
した。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
入寂(にゅうじゃく)の例文をもっと
(3作品)
見る
にふじやく
(逆引き)
お姫様は四たびめの禅定から出たのちには体もすきとほるほど清浄になり、桑の葉さへたべずにとみかうみして
入寂
(
にふじやく
)
の場所をもとめる。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
入寂(にふじやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“入寂”の意味
《名詞》
(仏教)寂滅に入ること。僧が死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相
検索の候補
御入寂
“入寂”のふりがなが多い著者
穂積陳重
中勘助
吉川英治
坂口安吾