柔弱にやけ)” の例文
とかく柔弱にやけたがる金縁の眼鏡も厭味いやみに見えず、男の眼にも男らしい男振りであるから、遊女なぞにはわけて好かれそうである。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)