いわほ)” の例文
旧字:
玲瓏れいろうと頭上に輝き渡り、荒川の激湍げきたんいわほえて、眼下に白玉を砕く、暖き春の日ならんには、目を上げて心酔ふべき天景も、吹き上ぐる川風に、客は皆な首を縮めて瞑黙めいもく
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)