“名勝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいしょう66.7%
めいしよう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、普通に旅行する時は名勝めいしょう旧跡を探るを常とす。名勝旧跡必ずしも美術的の風光ならずといへども、しかも歴史的の聯想あるがために俳句をものするには最も宜し。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
それは今の名勝めいしょう絵葉書の如く、シネマ俳優の肖像の如くさかんに作られ、そして、それは逆に外国に輸出されたり、あるいは散髪屋風呂屋の懸額かけがくとして愛用されたり、品の悪い柱がけとして用いられたり
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
それに、洋画家やうぐわか梶原かぢはらさんが、あめしのぎ、なみびて、ふねでも、いはでも、名勝めいしよう実写じつしやをなすつたのも、御双方ごそうはう御会心ごくわいしんことぞんじます。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)