“あい/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愛々50.0%
藹々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べにさいたふたツの愛々あい/\しいくちびるが、てて櫻貝さくらがひつておとするばかり、つきにちら/\と、それ、彼處あすこ此處こゝに——
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
の『巌頭がんとうの感』は失恋の血涙の紀念です、——彼が言ふには、我輩は彼女かのぢよを思ひ浮かべる時、此の木枯こがらし吹きすさぶが如き荒涼くわうりやうの世界も、忽ち春霞しゆんか藹々あい/\たる和楽の天地に化する
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)