“劾”の読み方と例文
読み方割合
がい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二月に至り、燕王入覲にゅうきんす。皇道こうどうを行きて入り、陛に登りて拝せざる等、不敬の事ありしかば、監察御史かんさつぎょし曾鳳韶そうほうしょうこれをがいせしが、帝曰く、至親ししん問うなかれと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
北平の按察使あんさつし僉事せんじ湯宗とうそう按察使あんさつし陳瑛ちんえいが燕のこがねを受けて燕の為に謀ることをがいするあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かつて御史ぎょしありてせいの自らもっぱらにすることをがいしけるに、帝かずして曰く、人に任ずるせんならざれば功を成すあたわず、いわんや大将は一辺を統制す、いずくんぞく文法にかかわらんと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)