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劾
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がい
ふりがな文庫
“
劾
(
がい
)” の例文
二月に至り、燕王
入覲
(
にゅうきん
)
す。
皇道
(
こうどう
)
を行きて入り、陛に登りて拝せざる等、不敬の事ありしかば、
監察御史
(
かんさつぎょし
)
曾鳳韶
(
そうほうしょう
)
これを
劾
(
がい
)
せしが、帝曰く、
至親
(
ししん
)
問う
勿
(
なか
)
れと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
北平の
按察使
(
あんさつし
)
僉事
(
せんじ
)
の
湯宗
(
とうそう
)
、
按察使
(
あんさつし
)
陳瑛
(
ちんえい
)
が燕の
金
(
こがね
)
を受けて燕の為に謀ることを
劾
(
がい
)
するあり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かつて
御史
(
ぎょし
)
ありて
晟
(
せい
)
の自ら
専
(
もっぱら
)
にすることを
劾
(
がい
)
しけるに、帝
聴
(
き
)
かずして曰く、人に任ずる
専
(
せん
)
ならざれば功を成す
能
(
あた
)
わず、
況
(
いわ
)
んや大将は一辺を統制す、いずくんぞ
能
(
よ
)
く文法に
拘
(
かかわ
)
らんと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
劾
常用漢字
中学
部首:⼒
8画
“劾”を含む語句
弾劾
弾劾文
劾奏
強訴弾劾
弾劾状
弾劾者