“劾(がい)” の例文
二月に至り、燕王入覲(にゅうきん)す。皇道(こうどう)を行きて入り、陛に登りて拝せざる等、不敬の事ありしかば、監察御史(かんさつぎょし)曾鳳韶(そうほうしょう)これを劾(がい)せしが、帝曰く、至親(ししん)問う勿(なか)れと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
北平の按察使(あんさつし)僉事(せんじ)の湯宗(とうそう)、按察使(あんさつし)陳瑛(ちんえい)が燕の金(こがね)を受けて燕の為に謀ることを劾(がい)するあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かつて御史(ぎょし)ありて晟(せい)の自ら専(もっぱら)にすることを劾(がい)しけるに、帝聴(き)かずして曰く、人に任ずる専(せん)ならざれば功を成す能(あた)わず、況(いわ)んや大将は一辺を統制す、いずくんぞ能(よ)く文法に拘(かかわ)らんと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)