“按配”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんばい97.0%
あんべえ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各防寨の内側では、居酒屋や門番小屋などが衛舎に変わっていた。その上この暴動は、きわめて巧妙な戦術によって按配あんばいされていた。
ふふ、京伝という男、もうちっと気障きざ気たっぷりかと思ったら、それ程でもなかった。あの按配あんばいじゃ、少しは面倒を見てくれるだろう。
曲亭馬琴 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「あっしのところへ注進に来た時に、いつになく皺くちゃの手拭いを下げていたのが、ちらとあっしの眼について、それがどうも気になってならねえような按配あんべえだったのさ。」