“韵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
におい50.0%
いん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
タマニヨの声は、カルーソーに比べて遙かに清澄で、引き緊った美しいにおいを持ったものであった。表情も極めて豊かであり、近代の大テナーと言われるになんの不思議もない。
ゲルハルトの声は緻密で、深くて、言うに言われぬ高貴なにおいと光とがある。
張船山ちょうせんざんいんヲ次グニイハク「五十纔過鬢已華。悠悠心迹送残涯。可無詩夢尋春草。未使朝衫付酒家。老後功名如古暦。酔来顔色似唐花。東風料峭天街遠。力疾還登下沢車。」〔五十わずカニ過ギテ鬢已ニ華/悠悠心迹残涯ヲ送ル/詩夢ノ春草ヲフコト無カル可ケンヤ/未ダ朝衫ヲ
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)