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夜詰
ふりがな文庫
“夜詰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よづめ
71.4%
よづ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よづめ
(逆引き)
かれ以外に、
夜詰
(
よづめ
)
の
間
(
ま
)
にも、常より多くの侍がつめたが、妙に、その晩は徳島城に鬼気があった。
陰
(
いん
)
にみちた人の心が鬼気をよぶのだ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実は兄五郎治は此の程お上屋敷のお
夜詰
(
よづめ
)
に参って居ります、と申すは、大殿様御病気について、兄も心配いたしまして、えゝ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夜詰(よづめ)の例文をもっと
(5作品)
見る
よづ
(逆引き)
本陣、おん大将の
寝所幕
(
しんじょまく
)
のあたりにも、
夜詰
(
よづ
)
めの
侍
(
さむらい
)
が
警固
(
けいご
)
する
槍
(
やり
)
の
穂
(
ほ
)
が、ときおり、ピカリ、ピカリとうごいてまわる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秋の夜に若侍どもが
夜詰
(
よづ
)
めをしていた。きのうからの雨のふりやまないで、物すごい夜であった。いつの世もおなじことで、こういう夜には怪談のはじまるのが習いである。
百物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夜詰(よづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業
検索の候補
夜警詰所
帝室御夜詰歌手長
“夜詰”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
吉川英治
久生十蘭
岡本綺堂